イオンクレジットの過払い金の対応状況と注意点

これからイオンに過払い金請求をする方で、イオンの過払い金請求の対応状況や過払い金の発生額が気になる方はいませんか？当サイトでは、各貸金業者の過払い金請求の対応状況などを解説していますので参考にどうぞ。

イオンは流通系の大手イオングループのクレジットカード会社です。背後にイオングループがついているため、過払い金請求に対する対応も柔軟で資金面でも心配はありません。イオンのクレジットカードにおけるキャッシングは過去に25.6%で貸付をしていたので、この時期に借金をしていた方は過払い金が発生している可能性が高いです。イオンの過払い金請求は訴訟前の交渉で和解することが多いのが特徴です。

イオンのようなクレジットカードの過払い金請求をする場合に気を付けたいのが、ショッピング枠は過払い金請求の対象外ということです。過払い金請求ができるのはキャッシング枠のみです。ショッピング枠に残高がある場合は取り戻した過払い金がショッピング枠に充当されます。過払い金よりもショッピング枠の残高が上回っている場合はブラックリストにのってしまいますのでご注意ください。

イオンクレジットの過払い金の返還率

2007〜2008年以前にイオンのクレジットカードでキャッシングをしたことのある方は過払い金請求ができる可能性が高いです。イオンから過払い金請求をした場合の返還率は、請求額の80%〜の過払い金を取り戻すことができます。

過払い金請求の時効（最終取引日から10年）を迎えてしまっている場合は、いくらイオンの経営が安定していようが1円も取り戻すことができなくなってしまいますので、時効を迎える前に過払い金請求をしましょう。

過払い金請求は、誰がやっても同じ金額を取り戻せるわけではありません。素人の方と過払い金の専門家である司法書士や弁護士とでは、取り戻せる金額や期間に大きな差が生まれることがあります。

過払い金請求に重要なことは過払い金請求先の貸金業者との交渉力になります。過払い金請求の実績の無い素人の方と、実績のある専門家とでは、請求先の貸金業者の対応が違ってきます。
ほとんどの業者は一般的よりも安い過払い金を提示してきたり、対応を後回しにされたりします。司法書士や弁護士などの過払い金の専門家に依頼すればこういったことを防げます。

イオンクレジットの過払い金が返ってくるまでの期間

イオンに過払い金請求をした場合、イオンから過払い金が戻ってくるまでの期間は和解で解決するか訴訟で解決するかで違ってきます。

和解で解決する場合は、平均で2〜3ヶ月の期間で回収が見込めます。
訴訟で解決した場合は、平均で3～4ヶ月の期間で回収が見込めます。

和解で解決する場合と、訴訟で解決する場合とでは過払い金の返還率や返還期間などに違いがあるのか？通常、和解で解決した場合はこちらの提示額より減額された金額しか取り戻せませんが、訴訟で解決した場合は、提示額や満額での過払い金を回収できます。

戻ってくる金額は少なくなってもいいから、早く回収したいという方は和解で解決がおすすめで、時間がかかっても回収する金額は満額がいいという方は訴訟での解決がおすすめです。ただし、自分で過払い金請求をする場合は、裁判所まで行って裁判したり、イオンと交渉したりとかなりの時間と労力がかかってしまいます。

司法書士や弁護士などの専門家に依頼すれば、過払い金の調査・計算・貸金業者との対応を一貫してやってもらえるので、イオンから過払い金請求をする場合は専門家に依頼することをおすすめします。相談料や着手金を無料にしている事務所もたくさんあるので、そちらをご利用してみてはいかがでしょうか。

イオンクレジットの過払い金の発生額を調べる方法

イオンの過払い金がいくら発生しているかを調べるには引き直し計算をします。引き直し計算とは、グレーゾーン金利を利息制限法の金利で計算し直すことです。例えば、100万円を金利29%で借りていた場合は、1年後に29万円の利息が付きます。これを利息制限法の上限金利で計算すると、利息は15万円になります。29万円-15万円=14万円となり、この金額を過払い金として取り戻すことができます。

引き直し計算に必要になるのが、これまでの取引がすべて網羅されている取引履歴です。取引履歴はイオンに直接連絡をして取り寄せます。取引履歴開示請求先は「0570-071090]です。連絡をした際に、取引履歴の使用目的を聞かれることがある場合がありますが、絶対に過払い金請求をするためと答えるのは避けてください。最悪の場合、過払い金請求ができなくなってしまう可能性があるので、債務の見直しをしたいなどと答えてください。

取引履歴がきたら、実際に引き直し計算をしますがウェブで公開されている無料計算ソフトなどを利用すれば簡単に出すことができます。

イオンの過払い金請求の体験談

私が借金をするようになったのは、若い頃の放蕩生活が原因でした。
仕事をしていた時に何気に作ったイオンカードでキャッシングするようになったのです。
最初は毎月の返済が5000円ほどでしたので、特に負担になる事もありませんでした。ところがATMからお金がどんどん出てくるのですから、止まらなかったのです。気が付くと総額で100万円、毎月の返済は5万円を超えていました。
10年間、クレジットカードでキャッシングし続け毎月の返済額は5万超えようやく目覚めた私は再び働く事にしましたが、安い時給での仕事では手取りは大きな額にはなりませんでした。

友達との付き合いはありますし、父親が病気になった為に実家の生活費も負担する必要が出てきました。
やがて、毎月返済してはすぐにキャッシングするという自転車操業の状態に陥りました。
当然の事ですが、こうなると元金は全く減りません。
こんな状態が約10年は続いたと思います。
電車広告で見た「債務整理」を司法書士に依頼ある時に支払いが出来なくなってしまいました。
バイトの契約時間が減った事が原因でした。

私は司法書士の元へ向かいました。債務整理を頼みに行ったのです。
実は電車の広告を見て、もし無理になったら整理してもらおうと決めていたのです。
債務はショッピングの分もありましたので、過払い金で相殺しきれない可能性もあると言われました。
借金が相殺され、24万も戻ってきた3ヵ月後、司法書士から電話がありました。
「過払い金でショッピングの分も含めて相殺された上に、戻ってくるお金もある」というのです。すごくうれしかったです。

早く片付けたかった私は、金利分は請求しないで和解をお願いしました。
司法書士の報酬は返済されたお金の2割の約6万円で、それを差し引いた24万円がさらに3ヵ月後に口座に振り込まれました。過払い金請求をしてお金が借りられなくなるのは、いいこと!過払い金の請求をすると、クレジットカードや各種ローンが難しくなると言われています。

【編集部注】過払い金請求をすると請求先の貸金業者(檜山さんの場合イオンクレジットサービス)でカードをつくったりローンを組むことができなくなります。返済中の過払い請求でも、檜山さんのように過払い金で借金を完済できた場合は信用情報に影響することがないので、他社ではクレジットカードをつくったりローンを組むことに問題はありませんしかし、そのデメリット以上の解放感があります。もう借金は2度とこりごりです。そこは強く意識していまして、無駄遣いを避けて倹約するようになりました。過払い請求して良かったと思います。

もし、現在借金があったり以前に完済している借金があるというのなら、なるべく早くに司法書士に相談した方が良いと思います。
とにかく楽になる事が一番大切だと思います。
司法書士選びのポイントとしては、なるべく有名なところが無難かなと思います。安心感があります。そういうところは概して費用が平均的かまたは安めになっていますし、この点でもお勧めです。

イオンクレジットの会社概要

イオングループのイオンクレジットサービス株式会社は、日本の金融会社のひとつでイオンフィナンシャルサービスの連結子会社です。イオンクレジットサービス会社はイオングループにおいて銀行代理業、クレジットカードに係るプロセシング事業、ATM共同事業、信用保証事業、電子マネー事業などを担っています。